わたしが勝手に選ぶ思い出の漫画ベスト10とその名言たち
少女漫画から少年漫画、一部の需要に応えてBLを含む10作品を、誰もが認める名言、もしくは隠れた名言とともに紹介します。
長いですが最後までお付き合いいただけると幸いです。
キス/マツモトトモ
「嬉しいことも つらいことも みんな とけて 音になる」
好きな漫画と聞かれたら一番に答えるであろう、マツモトトモ著 キス。
ピアノが超絶上手いイケメン黒髪サラサラ性悪年上彼氏という彼氏にしたい二次元キャラ堂々一位のゴシと、
ピアノは好きじゃないけどゴシのことが大好きで手に入れたい一心でピアノ教室に通う自由奔放で思わず守りたくなる高校生の年下彼女カエちゃんが
お互いを振り回し合う日常の記録。
とにかくゴシの性格の悪さがたまりません。(褒めてる)
いまのわたしのデザインの作風にとても影響をもたらしてる作品。
彼氏彼女の事情/津田雅美
「自由な君が本当に好きなのに 一方で すべてから奪いたいと思う」
有馬と雪野、完璧主義なふたりとその仲間たちの思春期の記録。
爽やか有馬も病んでる有馬も性格悪い有馬も大好き!
黒髪サラサラは正義!
宮沢家の父のTシャツのセンス。
キスもそうだけど、主人公ふたりが黒髪サラサラ男子とパッツンボブ女子という組み合わせが好きなんだろうか…いまきづいた。
いまは手元にないけどいつか買い揃えたい。
きみはペット/小川彌生
「また逢うときは 同じきみだから」
美人な高学歴バリキャリ スミレちゃんが人間の男の子 モモを拾って飼う話。
もっとちゃんとした説明をするべきだけど、一言で説明するとこうなるのがこの漫画の悲しいところ。
脇役と思われてた嫌われキャラの福島さんが年々憎めなくなっていく。
さっぱりしてると見せかけて実はスミレちゃん大好きなマリちゃんも大好き。
スミレちゃんはわたしの永遠の憧れです。
Parasite Kiss/矢沢あい
「ビリヤード台はベッドじゃないの」
頭はいいけど冴えない紫と宇宙人(ちゃんとした人間)ジョージとその仲間たちの青春ラブストーリー。
単行本の扉絵のカラーイラストの美しさにうっとりする。
特に最終巻の青のドレス。
ナナの続き読みたいです矢沢先生!
これもいまは手元にないけどいつか買い揃えたい作品。
こどものおもちゃ/小花美穂
「私これからもここに居ていい?」
わたしの少女漫画の入り口はこどちゃかもしれません。
小花美穂作品って、りぼんで連載とは思えないくらいどんどん暗くなっていくんですよね…。
パートナーとかも辛かったなぁ。
あと、本編終わった後でも、何年後の話、みたいな続編が出る話って好きです。
無事結婚してハッピーエンドなんて、本当にハッピーだなんて思えない。
だからハッピーエンドのその後ってどんどん作ってほしいです。たとえビジネスでも構わないから!
恋愛譚/楠本まき
「すべての恋愛を呪うわ。」
永遠の恋人である為に永遠に出逢わない恋人の話。
kissxxxxが有名ですが、致死量ドーリスやこの恋愛譚のほうが好きです。
美しい。以外の説明が困難。
そんな作品たちのなかでも比較的読みやすくわかりやすい作品のひとつだと思います。
読みやすくわかりやすいから誰でも共感できるとは限らないけれど。
わたしはこの作品の世界観と価値観がだいすきです。
鋼の錬金術師/荒川 弘
「何かを得るためには同等の代価が必要になる」
連載当時、読んだら絶対ハマるから避けてたのについ読んでしまいどっぷりハマり、フィギュアに同人誌に散財した作品。
等価交換の法則はいまやわたしの座右の銘にもなっています。
ロイ好きなわたしは最後のほうがつらすぎてあまり読み返せない。
ただ言えるのは、最終回がロイとリザの結婚式じゃなかったことは絶対許さない。
ハボロイ、ヒューロイ、あたりが大好物。いまも商業誌で活躍されてる某作家さんはハボロイで知りました。好きです!←
最終兵器彼女/高橋しん
「アイツ、いい顔になったなあ?」
たまーに読んでそのたびに泣く。
名言探すために最終巻読み返して泣きました。例にもれず。
ちせかわいいよちせ。
Jの総て/中村明日美子
「僕は君が好きだ それだけじゃだめなのか それだけじゃ2人で生きてく理由にならないのか」
マリリンモンローに憧れる性同一性障害の美少年と優等生の先輩ルームメイトが恋に落ちてそれはもう、激動の半生を描いた作品。
ちょっと読み返そうかなと思って読み始めたら全部読んじゃって寝不足。の、無限ループ。
ウツボラはノーマルなので、男女問わず、特にサスペンス好きな方はお試しあれ。
彼のバラ色の人生/秀 良子
「前より 男前に なった 気がする」
秀良子作品はこれ以外未読だけど、このシリーズ(これはリンゴに蜂蜜の続編にあたる)はドツボ。
コマノのチャラいと見せかけて一途な感じも、夏樹の根暗感も、好きです。
まとめ
少女漫画、少年漫画、BLとまんべんなく10作品並べてみましたが、いかがだったでしょうか?
わかったことは、
- 特筆すべき事柄はなく淡々と過ぎゆく日常を綴った作品に惹かれる傾向がある
- 黒髪サラサラ男子とパッツンボブ女子という組み合わせは鉄板
ということですかね。我ながらわかりやすいです。
選抜漏れは、ベルばら、エースをねらえ、BLEACH、などなど。
赤ちゃんと僕の最終回も泣いちゃうなー毎回。
いまは厳選したものしか置いてないけれど、ついうっかり買いたくなる漫画。
ぜひあなたのおすすめも教えてください。