あなたじゃないとだめなんだ
「きみじゃないと、ていうかきみがやってくれたら早い仕事がある」と言われた。
わたしはこの、「あなたじゃないとだめなんだ」的発想が大嫌い。
特に仕事における。
これ、わたしからしたら、
「わたし以外の人間が覚える気がないからわたしがやらざるを得ない」だけである。
デザインの仕事で、わたしのデザイン力をかってくれててどうしてもわたしじゃなきゃ、ならわかる。
先方からの支給データを出力するだけの仕事なんて誰にでもできる。
もちろん出力するまでの早さ、校了後の工程まで考えた要領の良し悪し、個々の能力は違うけれど。
いまの職場にはもうひとり制作担当がいる。
正直、わたしのほうが要領いいし仕事も早い。
専門学校を卒業してから約10年、制作をやっているし、常に効率よく作業する方法を考えている。
なにせ、わたしは生粋のめんどくさがりだから。
随分前に、indesignの使い方を教えてほしいと言われた。
わかりましたと返事はしたけれど、なにをどう教えたらいいのか。
IllustratorとPhotoshopは学校で習ったけど、indesignは独学だ。
前の会社でなにもわからないまま操作して覚えたのだ。
それを、教えてほしい、とだけ丸投げされても。
知らんがな。と。
結局、そのひとはなにを聞きにくるでもなく、いまもindesignには触れていない。
わたしが入社する前から制作担当で、一応先輩なのでなにも言わないが。
この差だと思う。
覚える気さえあれば互いにも会社にもメリットしかないのに。
人間関係や恋愛でも「あなたじゃないと」はあまり好きじゃないが、
このへんは拗らせてるだけだから割愛。
「わたしが死んでも代わりはいるもの」(綾波レイ)の精神で生きてます。
今週末のてるひことデート※に向けて美容院にいったりエステにいったりと忙しいので
午後からゴリゴリ仕事します。
※GLAYのライヴに行くの意